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行列って行と列 [数学的に話す技術・書く技術]

行列の話はまたかなり問題。

「ラーメン*郎にできる行列」とは全然違って、行&列なのよ。

横に数が並んだのが行。
縦に数が並んだのが列。
縦横長方形に並んだのが行列。

まあ表みたいなもんです。

ある程度勉強した人でも、行列の掛け算が分からん、と言う。

そりゃそうだ。不自然だもん。

つーか。

そもそも数学なんて全部不自然だよ。

例えば赤いバラが3輪と白いユリが2輪と黄色いヒマワリが1輪あったとき全部で6輪とかおかしいじゃん。バラは薔薇。ユリは百合。ヒマワリは向日葵。別のもんじゃん。それを一緒くたにするのはおかしいと思う感性って間違ってないと思う。

だって、飛行機が1機とカラスが2羽とトンボが3匹(3頭かな)、全部で6はおかしいでしょ。

そういう辺りに数学の難しさがあるわけ。

で、行列は表だとして、「表と表の掛け算」って言ったときにそもそもおかしいわけですよ。意味が分からん。

でもね、あんな風にして決めると都合が良いことが結構たくさんある。だからそういうふうに決めたわけ。イヤだと言っても良いのよ、別に。だけどあれはあれで使い出がある。使えるツールだからそう決めておくわけ。

それを説明しようと頑張る人がいるけれど、そもそも不自然なんだから勘弁してねっていうのがもっとも正しい説明。

そんな話もたくさん書きました。




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