SSブログ

機械様に傅く我々 [社会について]

かしずく って打ったら「傅く」と出てきた。略して伝を当てることが多いけど、違う字だよね。

さて、今春20年ぶりに大きく引っ越した。あちこちに手続きをしなくてはならないが、まあそれは仕方がない。
銀行口座の開設、マンションの管理費や光熱水道関係のライフラインの支払いの設定など、そのときに判子をつかなくてはならないことが多い。

このところ戸惑っているのは、「印鑑不鮮明」として、申込書がことごとく書き直しを要求されることだ。

印鑑は同一のものであるかどうかが確認できればいいわけで、どう見ても十分確認できると思うのだが、押し方が擦れていてダメだと言うらしい。どうやらそれは、機械が照合しているからのようである。

人間の目でみれば、少しぐらい擦れていても同一のものであると簡単に認識できると思うのだが、今回はことごとくケチがつく。考えてみれば前にこんなにちゃんと判子をついたのは20年前。当時は印影を重ねて手作業で照合をしていた。だからケチがつくことなどなかったのだ。

しかし今回は半分近くに「やり直し」を要求された。実は最近は「朱肉」もなくて、スタンプ台がその代用をしている。するとどうしても インク斑が起きて不鮮明呼ばわりされてしまうと言うわけだ。

人間よりもある意味精度の悪い判定機様の仰せに従い、何度もやり直しをさせられる私。

機械に傅きたくないな。 

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

そうなんだぁ~後出しじゃんけん ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。