SSブログ

続・泣ける [しょーもない独白]

結局、全国的な傾向であって、それはお上の意向なのだけど。

愛媛大学法文学部の改組~公務員と地元民間企業に特化する愛媛大
http://ameblo.jp/ssasamamaru/entry-12021859584.html

このブログ自体は香川大学の関係者の目から見ているので、まあ香大の愛大に対する見方が強く出ている部分もある。松山は四国最大の都市。高松は瀬戸大橋など3橋ができたため地位が下がっているかもしれないが、鉄道は本州から直結していて岡山(本州)まで通うことも可能だし、高等裁判所があることからもわかるように、お上に向かったときに相対的に上に立っているという気持ちがあるように思える。

だがそんな色眼鏡を考慮しても、愛媛大が上げているパンフレットを見ると、その分析は間違っていないだろう。

愛媛大学教育組織改革の骨子
http://www.ehime-u.ac.jp/new_faculty/pdf/panf.pdf

私の前の記事 http://sobukawa-in-waseda.blog.so-net.ne.jp/2015-04-09 にも書いたように、この案を決めてお上に持っていく側の気持ちを考えると、本当に泣けてくる。その方たちが本当にこの改革案をいいものと思っているのか。この改革で愛媛大学の存在意義が高まると思っているのか。いや、決してそうではないだろう。残念ながらこの改革によって愛媛大学の地位はさらに下がっていくように思えてならない。だがこういう方向性を主導したお上は決して責任を取らない。「それぞれの大学の自主性を重んじており、当該大学からの申請があったので審理しただけです」という話になるのは目に見えている。そして当該の方々もそのことは見えているだろう。だが目の前にある脅しにたいして、そうせざるを得ないのだ。

おそらく学内でも突き上げがあったのだろう。学内が諸手を上げて賛成のはずがない。だがそれを押し切って決めていくしかないのだ。そしてお上へこれを持っていく。しかし数年後にはそれがどういう結果になるのか目に見えている。

単に「守旧派」「現状維持で利益を得る側」というレッテルを貼られてしまう人たちのことも慮られる。

立場が変わってしまった私が言うのは全く無責任で、関係者は不快に思われるだろうが、それでも泣けてしまうのだから仕方がない。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。